研修 一般社団法人DCC

DIMO「UXデザイン活用推進に向けたワークショップ実施とガイドブック制作」事例

理事の徳見です。2017年10月〜翌年にかけて、一般社団法人DCC様のDIMO(大阪デザインイノベーッション創出コンペティション)の平成29年度イベント企画「UXデザイン活用推進に向けたワークショップ実施とガイドブック制作」を実施いたしました。

DIMOとは、クリエイティブ資源(デザイナー・クリエイター)を活用した中小企業の新ビジネス創出を支援を目的に、平成26年度より実施されているプロジェクトです。

中小の製造業がデザイナー・クリエイター(クリエイティブ資源)と共に、新商品・新サービスを創出するための基礎知識として、UXデザイン体験ワークショップとガイドブックを提供いたしました。

UXデザイン体験ワークショップ

タオル製造組合様および繊維メーカー様に向けて、UXデザイン体験ワークショップを実施いたしました。

タオル製造組合様

実施日:2017年10月31 日
参加者:10名(タオル製造会社3社5名、組合1名、関連クリエイティブ会社2名、UX KANSAIメンバー3名)
テーマ:タオルの新しい商品サービスのアイデア発想

タオルそのものの価値を新たな視点で捉え、タオルの可能性を探るべく、タオルメーカー数社が集まりワークショップを実施しました。タオル商材そのものを声、サービスのアイデアが生まれました。

繊維メーカー様

実施日:2017年11月1日
参加者:8名(繊維メーカー3名、関連クリエイティブ会社2名、UX KANSAIメンバー3名)
テーマ:Tシャツの新しい商品・サービスのアイデア発想

国産にこだわるファクトリーブランドを展開する企業にて、新たに開発したTシャツブランドの可能性を広げるべく、Tシャツをテーマとしました。Tシャツを着る体験を掘り下げ、ストーリー性のある商品アイデアの種が生まれました。

参加企業の声

  • 新しいビジネスモデルになりそうなアイデアが出たので、今後ためしてみたい。UXデザインの考え方を自社でも取り入れたいと思う。
  • モノの「タオル」とサービス(コト)を考えることで、新しいものが必要になる(生まれる)と感じました。
  • 普段考えないようなことや、働かせていない部分の頭を動かせてよかった。まずは否定無しでのアイデア出しというのを社内で実践してみたい。
  • 今までにない頭の使い方、考え方を試すいい機会になりました。承認のニーズ(使用方法など)を収集するためなどにインタビューやそれらの深掘りをやってみたい。
  • 新たな価値観を得られた。ユーザー目線の「ものづくり」への決意を新たにできた。タオルという完成された商品に対する、(ユーザーへの)新たなサービスを実現していきたい。
  • ターゲットのはじめの不満からUXデザインをすることで、新たなアイデアやサービスが出てきました。とても勉強になりました。アイデアを実現できるよう、さらにUXデザインを学んでみたいと思いました。
  • 体験からアイデアを考え出すという新しい方法を学べて非常に良かったです。ユーザーの満足度だけでなく、自分のアイデアの幅も広がるような気がしました。
  • UXのことを学び、「体験」を含めてすべて整える必要を感じた。お客様のUXをすべて見直したい。
  • UXデザインの概念を初めて聞いたので、日常の中でおきかえて見ようと思った。
  • 通常の業務ではデザインを考えることはないので、この機会に消費者の方が本当に求めているものを考えることができてよかったです。また、他の人のいろんな発想を伺うことができ、勉強になりました。
  • アイデアを出すことと収束することについて、会社でも伝えていきたいと思います。短い時間の中でとても充実した内容でとても勉強になりました。

ガイドブック

UXデザイン体験ワークショップ実践のためのガイドブックを制作しました。
制作したガイドブックについては、以下よりダウンロード可能です。

ワークショップに必要な資料は一般社団法人DCC、または当団体までお問い合わせください。

UXデザイン体験ワークショップは人の創造の可能性を引き出すこと

参加者は、はじめて「UX」に触れた方ばかりでしたが、コモディティ化した商材にも新たな可能性を見出していただけたようです。改めて人々の創造の力を感じワクワクしました。体験で終わらず、一緒に事業をつくっていく仲間として参加させていただけるよう、私たちの関わり方も模索し続けたいと思います。

※DIMO(大阪デザインイノベーッション創出コンペティション)は、おおさか地域創造ファンド クリエイティブ連携・高付加価値ビジネス創出プロジェクトで実施されたものです。