セミナー・勉強会 UX KANSAI

2017.10.7「UX KANSAI #6 ユーザー情報の可視化とコンセプトメイク」レポート

※ 本記事はXDUnit設立以前、UX KANSAIブログからの移行記事になります。一部リンク切れや情報が古い場合がございます。

こんにちは。UX KANSAI大淵です。
2017年10月7日は、UX KANSAI のUXデザイン連続セミナーvol.6は「ユーザー情報の可視化とコンセプトメイク」(講師:浅野先生)を実施しました。
当日の様子をレポート致します。

これまでの連続セミナーのレポートは以下をご参照ください。

【セミナーレポート】2017.6.3 UX KANSAI #01 ブートキャンプ
【セミナーレポート】2017.7.3 UX KANSAI #2 オブザベーション
【セミナーレポート】2017.8.5 UX KANSAI #3 ビジネスモデルキャンバス
【セミナーレポート】2017.9.2 UX KANSAI #4 質的調査の記述
【セミナーレポート】2017.9.3 UX KANSAI #5 質的調査の分析

ペルソナ/シナリオ法って?

本日はUXデザイン、HCDプロセスの中でポピュラーなペルソナ/シナリオ法を中心とした講義でした。
最近は大淵の周りでも「サービス・商品開発において、ターゲットユーザーを絞らないといけない。」という考え方が少しずつ耳にするようになっているのですが、この考え方だけだとゴム製ユーザーという問題にぶち当たってしまいます。
そこで、サービス・商品に携わるメンバー全員で、共通のユーザー像とそのコンテキスト(特定の利用状況)を明確に、わかりやすく共有することによって、ブレない開発や、ユーザー評価を実現することができます。

詳しくは浅野先生のブログをご参照ください。

ユーザーインタビュー

このペルソナ/シナリオを作る時のインプットとなるのが、ユーザーの質的調査です。前回のセミナー(【セミナーレポート】2017.9.2 UX KANSAI #4 質的調査の記述)では、観察を行いましたが、今回はユーザーインタビューになります。

最初にインタビューを行う半構造化インタビューの準備と、インタビューイーのリクルーティング。限られた時間で、インタビューの全てをこなさないといけない、非常にタイトな時間でした。

タイトすぎて、皆さん大阪まで来て、コンビニ弁当かき込みながら、インタビューの反省や、次のインタビューの準備。ちょっと学生っぽかったです。
インタビューの風景がこちら。インタビューワーとインタビューイー、そしてその他のメンバーが記録と時間管理です。どのチームも、対面で座らず、90度の角度に座ってインタビューをするなどの基本を守っており、時間管理もこれまで以上にしっかりとされていました。

今回は、運営スタッフもインタビューを受ける立場(インタビューイー)になっています。

ちなみに大淵も2人の子持ち父親という属性で、インタビューを受けました。赤裸々に子育て論を語ってしまい、今更恥ずかしいのですが・・・

やはり30分近くのインタビューは疲れました。過去、私が2時間近いインタビューをしてしまったことがあったのですが、インタビューイーの方にかなりの負担をかけてしまっていたのだなと反省しています。インタビューはすればするほど聞きたくなることが増えてくるのですが、そこは時間とのトレードオフで如何に短い時間で、その人にとっての本当の価値に辿り着けるのか。インタビューの技術は奥が深いんだなと改めて痛感しました。

ちなみに、浅野先生をインタビューイーに迎える強者のチームも。

上位下位関係分析

インタビューの結果を纏める方法として本日は上位下位関係分析を行いました。

まず大き目の付箋にインタビューから得られたユーザーの事象(発見・洞察)を書き出し、それをラダーアップしていきます。模造紙2枚を縦に並べて、大きなキャンパスで作業開始です。

大淵は、昨年このセミナーを受講していたのですが、前回のKA法と上位下位関係分析がUXDの概念を一番感じることができていたのだなと1年経ち、実務でも少しずつUXDにトライアルしていきながら強く感じています。
ペルソナやカスタマージャーニーマップ、構造化シナリオ等、HCDプロセスの中で有名な手法はいくつもあります。それらはやり方を真似るだけで、なんとなくできてしまう可能性があり、この上位下位関係分析やKA法をしっかりとできるのかが、ユーザーの価値を本当に考えているのか、ユーザーの発言や行動をしっかり把握できているのか、反省できるタイミングだと思います。
ただ、その分とっても難しかったのを覚えています。(ちなみに昨年の大淵のセミナー受講ブログはこちら

これができればUXは完璧とは思いませんが、大淵自身もUXDを実践できる技術者になるためには、ここが一番トレーニングが必要なのだと今でも日々精進したいと思っています。

※ちなみに浅野先生がスライドに出してくださったペルソナのサンプルは昨年の大淵も参加したチームのペルソナでした。元になった方は実は今回の受講生にもいらっしゃいます。浅野先生ありがとうございます。地味にテンション上がってました。

各チーム、この難しい上位下位関係分析には少し手こずっていたようで、最後は時間がずれ込みましたが、全チーム無事ペルソナまで作成完了しました。

次回までにペルソナの清書の宿題がありますが、各チーム頑張ってください!

参加者ブログ:

次回も楽しみにしております。
UX KANSAI 大淵

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